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~フリーコラム~真中監督退任報道を受けて

優勝、5割が完全消滅したサヨナラ負け。
その翌日となる今日、サンスポ、日刊スポーツ、スポニチが一斉に真中監督の進退について報道した。
サンスポは「辞任(辞意を固めた)」、日刊スポーツは「続投要請(真中監督の意思は不透明)」、スポニチは「退任」。
言葉は変えているが、あくまでも球団主導ではなく、真中監督自身の意思によるものという意味に取れる報道となった。

下位に沈めば、監督が責任を取るというのは、毎年のようにプロ野球で起こることだ。
今季のスワローズは、二桁連敗が2度あり、球団ワーストの記録を作ることも多かった。
監督の責任問題が浮上するのは当然の流れだった。
実際夏場には休養という話題も上った。
しかし真中監督は生え抜きであり、二軍監督を経て就任させた経緯もある。
また昨年5位、今季は最下位がほぼ決定的な状況だが、初年度にリーグ制覇を遂げた監督。
話し合いがもたれ、球団が続投を要請するも、真中監督の意思固く…という形で収め、任期満了により退任という筋書きが、一番穏便で傷つけない気遣いが感じられる、一連の流れだ。
それと同時に、小川SD体制を敷き、編成主導のチーム作りは、ドラフト改革などまだ道半ばであり、そのフロントに責任が及ぶことを回避するという意味もあるのだろう。

今季のスワローズは、開幕3連戦こそ勝ち越したが、次のタイガース戦で負け越すと、浮上のきっかけを見いだせないまま沈んでいった。
当然そうなれば、監督批判の声が上がる。
一方で生え抜き2人目の優勝監督、また主力の故障が相次いだことから、かばう声も上がった。
そのどちらの声も否定されるものではない。
それだけ監督の責任は重く、ファンから注目される存在だということ。
主力選手と同様か、それ以上に扱われるのが監督という職業。
負ければ、采配批判が起こるのは仕方がないと言える。
そこを含めて引き受けなければならない。
だからこそ、下世話な話だが、コーチと年俸が大きく違うのだ。

その采配についてだが、「采配はベンチの中にいる人しかわからないのだから文句を言ってはいけない」という意見がある。
たしかにそういうこともあるが、本来采配というものは、選手に贈るメッセージという意味合いもある。
打順、守備位置、代打、代走、先発、中継ぎ、抑えという試合前に決まっている役割、これは選手にとってわかりやすいものだが、試合中の作戦面においては、ファンがわからないもの、解説席のプロ野球経験者でも成功失敗ではなく「意味がわからない」ことは、選手も理解することは出来ないだろう。
全員が納得する策などない、いちいちミーティングでそれらを説明していては、それこそチームとして成り立たなくなる。
もちろん個人的に意図を伝えられる場合はあると思うが、それは主力選手や特殊な役割を託す場合のみ、他の選手は策から意味を汲み取らなければならない。
だからこそ結果失敗でも選手が納得するものでなければならないのが、試合中の采配。
そこに必要なのが「根拠」となる。
策のもととなる根拠、すべては無理でもこれをいかに数多く示せるか、それが監督の求心力を作り出すものだと言っていいのかもしれない。

プロ野球という毎年入団退団が繰り返される世界では、選手が揃う時期と足りなくなる時がある。
所謂世代交代期というものが来ている場合の監督は厳しいものがある。
15年に優勝した真中監督だが、そこをピークに現状を見れば世代交代の真っ最中という見方も出来、故障者続出の反省から二軍では体つくりが優先されていることから、一軍への供給がままならなかった面は否定できない。
それだけに勝ち負け、順位の責任がすべて監督にあるというのは乱暴な話だ。
しかしそれでも辞める選択をしなければならないのが、「優勝はすべての辛いこと、不満が流れる」のと同様に、「監督辞任も、そこにケジメが付くもの」だからだ。
ケジメのない組織が浮上することはない。
トップはいつか決断をしなければならない。
そしてそのきっかけこそ、ファン、フロント、OB評論家にも見えない「空気」というものなのだろう。

たとえ下位に沈んでいても、まだ選手は着いてきてくれていると感じられれば、監督というのは辞任を選ばないものだ。
選手もプロ、戦力が他球団と較べてどうなのかということはわかる。
しかしそれでも、勝ちを目指すのが勝負の世界にいる人たちだ。
ただある程度戦力的には納得していても、負けが混んでいく上、首脳陣が考えていることが伝わらなければ、不満という名の「空気」が充満する。
こうなると組織として機能しないことは、監督全員が選手時代を経ているだけに、誰よりもわかっているはずだ。
真中監督よりも先に辞任を発表した伊東監督のコメントとして「一部報道が流れてからベンチに動揺が見られた」というものがあった。
これも一つの空気と言っていいだろう。
こういうものこそ、ベンチにいなければわからない。
そしてそんな空気を感じられない感性の鈍い人が、指揮官まで上り詰めることはない。

優勝を経験させてくれた監督、そのことを選手はファン以上にわかっている。
しかし一年一年が勝負である選手たちにとって、それは過去のことである。
そのことに感謝をするのは、優勝した年のオフと想い出となる監督が辞めた後のこと。
監督は、辞めることで想い出と悔しさを置いていく。
そのいろいろな意味が籠められた悔しさを、辞任というわかりやすい行動によって具体化することで、選手は監督に向けていた責任を自分ものとする。
それが来季以降の選手の財産となる。
辞めることでしか伝えられないものがあるのだろう。

まだ正式発表ではなく、小川前監督のように辞任一転続投という例もあるが、内部に真中打撃コーチという後釜が控えていた時とは状況が違う。
真中監督退任はこのままシーズン終了と同時に現実となることだろう。

そんな中、早速スポニチは後任監督の名前を挙げていたが、これはとりあえずにしか過ぎないと思われる。
監督人事というのは確定が出るまで分からない。
近い記憶では、昨年のライオンズ監督は、いろいろな名前が挙がり、絞られた段階ではスワローズOBの宮本氏という声が大きくなった時期があった。
しかし決まってみれば、あっても全く不思議はなかったライオンズOBのドラゴンズ辻コーチ。
球団も話がつぶれないように、本命の名前を隠すためフェイクの情報を流すことがある。
これは賭け引きであり、悪いことではない。

そんな次の監督人事については、先日ブロマガ記事で書いたので、(2017.8.14投稿「真夏にストープ点火…飛び火するのは?」こちらはブロマガ記事です)、今日はその中で触れてこなかった伊藤コーチについて少し書く。
この可能性はほぼないといってもいいだろう。
内部昇格は、小川前監督から真中チーフ打撃コーチというものと同じだが、状況が違う。
14年最下位に沈んだスワローズだが、”セ界の火薬庫“と言われた兆しは見せていた。
チーム打率、得点は最下位でありながら1位。
二軍監督時代の優勝とこの打撃の実績をもって、真中一軍監督は就任に至った。
しかし今季伊藤投手コーチが担当する、投手部門はリーグ唯一の4点台でチーム順位同様最下位。
ファンには贔屓とする選手、コーチがいるだけに、名前はいろいろ挙がるが、大事なことはまず選手が納得出来る監督であるかどうか。
その考えに数字というのは大きな威力を持つと思われるだけに、伊藤コーチ昇格というのは可能性が低いと思われる。

監督の策が選手、ファンへのメッセージだとしたら、フロントにとってのそれは監督人事である。
もし本当に真中監督続投の考えをフロントが持っていたとしたら、高津二軍監督の昇格は、育成プログラムの狂いを生じかねない。
ファームも選手不足に苦しんだが、それでも好成績を残している。
現在の一軍でレギュラーの穴を埋めている、山崎、藤井、奥村はキャンプからファーム組であることを見ても、ファームの指導は結果が出ているといってもいいだろう。
その二軍の長である高津二軍監督の昇格は、自然なものであり、本命に見えるが、一本化するほどの強さは感じられない。
今季の真中体制は、小川前監督のように、補強、スタッフを見ても最後の年と思えるようなものではなかった。
結果は出なかったが現役メジャーのオーレンドルフを加入させるなど、一年目のオンドルセク、成瀬、大引という補強同様に球団は動いていた。
そうなると、高津二軍監督が将来はともかく、一年で一軍監督へという構想があったとは思えない。
今季の公示を見ても、ファームから昇格するメンバーはほぼ同じ名前。
故障の多さの反省から、しっかり体を作ってからという意思が働いているように見える。
そうなると、高津二軍監督は据え置きでということも考えられる。

監督人事はまだまだ他にも名前が出てくるだろう。
古田元監督、宮本氏と言った在野にいる実績人気も兼ねる大物OBだけでなく、優勝の後2年連続で下位低迷だけに、次への繋ぎを意識した「泥をかぶれる」人選がなされるかもしれない。
何にしろ、その監督人事によって、フロントが来季以降どのような目的をもって戦うかが見えてくるはずだ。

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