Yahooショッピング

楽天

楽天カード

年会費永年無料

FC2ID登録・ポイント購入方法・問い合わせ

ブロマガ購入にはFC2ID(無料)に登録していただき、クレジットカードでのお支払いまたはFC2ポイント(銀行振込等)を購入する必要があります。

FC2ID登録 FC2ポイント購入方法はこちらをご覧ください

~フリーコラム~走る!守る!声を出す!のトリプルリングが見せるチームへの献身

逃げ切るために、最終回守りにつく。
得点を是が非でも欲しい場面、塁上に送られる。
どんなチームでもレギュラーが大切なのは当然だが、長いペナントレース、それだけでは戦えない。
バイプレーヤー。
決まったポジションはない、打席に立つ機会は少ないが、塁上に立つことは多い。
スワローズにもそんな選手がいる。
ユーティリティーに守れる守備力、打球判断も含めた走塁技術を持ち、なおかつベンチを助ける “士気を上げる声”が出る、三拍子揃った選手。
トリプルスリーの山田哲人ほど華やかな貢献ではないが、チームへの献身を見せているのが背番号60三輪正義だ。

内野手として入団した三輪だが、本職を守ることは少ない。
主に外野、それも守備固めとして守りにつく。
ここまで233試合、イニングは少ないものの、三輪の外野手としての失策は1。
決して名手というわけではない。
とくには不格好な姿で、フライを捕る姿も見られる。
ただミスはしない。
そんな三輪を多用したのは、「ああいう選手をプロというのだ」といった小川前監督だった。

代行から昇格した小川監督の1年目の11年、三輪の出場試合は前年の10試合から54試合と増加。
しかし打席数は、前年と同じ16であったことから、その起用法は代走、守備固めに偏っていたのがわかる。
その翌年、三輪には守備固め、代走に加え、”ピンチバンター“という役割がプラスされた。
出場試合は65試合と増え、打席は39と増え、犠打は8を記録。
相手チームが完全にバントシフトの中、完璧に決めて見せる場面が数多く見られた。

小川前監督が、「プロ」と称したのは、三輪の準備をする姿勢なのだろう。
試合中ベンチが映る、スワローズが守備に着いている場面、三輪の位置はコーチ陣が固まるホームベース寄りの前列。
ここから守備コーチは、シフトの指示をする。
ピンチのときはもちろん、データに表される打球傾向による守備位置の指示もここから出る。
それが聞こえる場所、見やすい場所に三輪の姿は必ずある。
これは守備固めで出場する際の準備なのだろう。
若手の多いスワローズの中で、イニング間の野手とのキャッチボールの役割を譲らないのも、三輪なりの考えが見えてくる。

代わってスワローズが攻撃に移ると、三輪は一塁ベースに最も近い場所へ移動する。
投手の牽制、癖が最も見える場所。
ここで三輪は立ったまま試合の戦況を見守る。
またこの辺りに固まるのは、バレンティン、畠山、現役時代は宮本もいた。
皆、読みで打つ打者であり、打席が終わった後、投手の傾向を話し合うこともあるだろう。
滅多に打席へ立つことはない三輪だが、少ないチャンスを逃さないための、それも準備に思えてくる。

「代打は難しい」。
評論家は口を揃えて言う。
スタメンで起用される選手と違い、打席に立つことから離れると、”打撃感“がなくなってしまうからだ。
三輪のような選手ならなおさらだろう。
代走、守備固めで起用されることが多いため、打席は当然少なくなる。
しかし昨年、三輪は10試合ぶりの打席でヒットを放っている。
こんなことは珍しくはない。
プロ通算60安打ながら、サヨナラヒットが2本。
偶然ヒットを打つ選手の確率とは思えない。
これもまた準備から来るものなのだろう。

そして終盤、接戦の場面での三輪の姿は、監督やコーチの背後にある。
バレンティンや畠山が出塁すれば、代走で起用されることを見越して、ベンチ裏で準備をしつつも、試合展開を見るために、小さい体を伸ばしながらグラウンドに視線を送っている。

小川前監督はそんな三輪の準備を感じつつ、同じ俊足の比屋根がベンチにいる場合、1塁走者の代走に起用することは少なかった。
三輪に求められているのは、ホームへ還ってくる足。
2塁もしくは3塁への代走の場合、小川監督の選択は三輪だった。
1本のシングルヒットで、2塁から確実に還ってくる。
1本の内野ゴロで、好スタートを切り3塁から得点を奪う。
小川前監督は、三輪の日頃の準備から来る、打球判断を信じていたのだろう。
俊足でありながら、盗塁が6なのは、スタートが下手なのではなく、求められているものが違ったからだ。
盗塁というのは、代走にとって華のあるプレー。
それを捨てても、チームへの献身を見せる、ここにも三輪を“プロ”と評する小川前監督の思いが込められているのだろう。
通算安打が60本でありながら、得点はそれを上回る71というのは、あまり紹介されないが、足で生きている三輪の勲章ともいえる数字だ。

しかし三輪のような選手が機能するには、チームがある程度の成績を収めているときに限る。
接戦にならなければ、代走は単にレギュラーを休ませるだけの役割に過ぎず、試合終盤の守りも同様だ。
13年まで順調に出場試合数を増やしてきた三輪だが、14年チームが最下位に沈むと出場試合数は32、10年以来に50試合を割り多くの日々をファームで送った。
若手育成の年と小川前監督が割り切ったこともあるが、投手陣が崩壊状態にあり、三輪の生かしどころがなかったということもあったのだろう。

それを証明するように、15年スワローズがリーグ制覇を果たすと、三輪の出場試合数は自己最多の87。
チームが上位争いすれば、それだけ際どい試合が多くなる。
指揮官が真中監督になっても変わらず、三輪は存在感を示した。
102打席86打数20安打13得点打点7.233犠打6。
ヒット、打点はキャリアハイ。
オンドルセクの激昂という、5位に沈んだチームにとってありがたくない出来事が目立った試合、ムードからすると敗色濃厚だったところをサヨナラ打で明るく締めたのは三輪だった。
ムードメーカーがヒットという結果で、チームを鼓舞した瞬間だった。

しかしチーム状態が悪くなれば、やはり三輪を生かすことは出来ない。
14年と同様投壊現象に陥った昨年スワローズは5位に沈み、三輪の出場も51試合と減ってしまった。
三輪のチームへの献身が評価されるには、チームが勝たなければならないのだ。

3/31、プロ野球は開幕する。
キャンプがファーム調整なのは、毎年のこと。
しかしオープン戦も終盤になると、三輪の姿は一軍のグラウンドにあった。
スワローズの評価は、例年通り良くはないが、久しぶりに先発6本、抑えに日本代表の秋吉、打線は川端こそ欠いたスタートになりそうだが、山田、バレンティンを中心とした破壊力は健在、言われているほど悪いようには思えない。
そんな順調なチーム状態であれば、開幕一軍にユーティリティ三輪の名前があるはず。
準備に裏付けられた走塁と、泥臭く不格好かもしれないが根拠のある守り、予想もしない場面での大仕事をこなす打撃。
シーズンが進んでいく中で、チームが勝利を重ねていけば、三輪の出場試合は比例し増えていく。
グラウンドで「五月蝿い」とまで言われる三輪の声が響いていれば、チームは好調ということ。
試合の厳しい場面ほど、このトリプルリングは輝きを見せる。

下の3つバナーはランキングサイトです。
「読んだよ」の合図に3つのクリック、忙しければひとつしてからのお帰りをお願いします

 ↓   ↓   ↓
にほんブログ村 野球ブログ 東京ヤクルトスワローズへ
にほんブログ村←この文字をクリック


blogram投票ボタン


人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト

Template Designed by DW99