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~フリーコラム~成功と失敗を経験し”真のチームリーダー”に・・・2017年川端の挑戦

“野球観”というものがある。
これは選手に限らず、ファンも持っているものだ。
ファンであれば、どのチームが好きかから始まり、いつから応援しているか?誰が監督の時代だったのか?強かったのか?弱かったのか?それは人それぞれに違う。
これも“野球観”と言っていいものだろう。
ただファンがどういう形で応援しても、それは個人の自由であり、チームの勝敗に影響が出ることはない。
しかし監督、コーチ、選手の考えがズレていれば、それはチームにとって大問題となる。
まず勝利に繋がりにくくなる。
野球は失点をしなければ負けることはないため、投手の個人成績はチームの勝利に直結することはあるが、毎日セリーグであれば出ている8つのポジションを埋める野手は、同じ目標を持ち、その中で役割を果たさなければならない。
秋季キャンプは、技術の向上がメインだが、春季キャンプはそれとともに、今季チームがどう戦うかを監督、コーチが選手に伝えることも大切な要素となる。
ただそこで邪魔になる一つの要素が、野球観だ。

プロ野球選手のほぼ全員が、小学校時代から野球を始めている。
それも今の時代は、昔のように広場があり、野球を自由に楽しめる環境がないため、リトルリーグなどで硬式球を使いプレーを始める。
その中でも秀でた才能を持つ選手たちが、シニア、高校野球、そこでプロ入りできなかった者は、大学、社会人を経由してプロへ入っていく。
かなり前になるが、CMで「子供のころからエースで4番」という歌が流れていたが、そういう選手は、意外に少ないという。
ただそれでもエリートに違いない。
プロ入りする選手は、投手ならエース、野手ならクリーンアップを打っていた選手がほとんどだ。
ただその中でも選りすぐられた選手がいるプロの世界で、一軍に居場所を作るのは容易ではない。
グラウンドに立つためには、自分の役割を変えていかなければならない。
しかし大谷のようなケースは稀であって、皆がエースや4番になれるわけではない。
そこでプレースタイルを変えるわけだが、どのポジションを目指すにしても、選手が参考とするのは、自分が通ってきた道で見てきた野球の中にあったイメージだ。
言い換えれば、これが野球観というものになる。
“三つ子の魂百まで”というが、この子供の頃にプレーをし、見てきたものが、選手の根幹にあり、強い影響力を持つが、これが厄介だ

とくにその中で厄介なのが、2番打者に対するイメージだ。
プロ野球でレギュラー野手となる選手のほとんどは、クリーンアップを打っていた打者。
ランナーを返す役割を担っていた選手たちだ。
そんな選手でも、プロ入りすれば、2番打者を目指す選手にならなければならないタイプがいる。
そこで脳裏に浮かぶのは、アマチュア時代自分の前を打っていた2番打者。
上位打線の中で唯一脇役を演じなければならない2番、高校野球を見ればほとんどのチームで、バントや繋ぎを求められる俊足の選手が入っている。
2番を打つとなった場合、その選手の姿を完全に消すのは難しいことだろう。
それが、現在のチームの監督が求める2番であれば問題はない。
しかし、打って繋いでほしいという意図がある場合は、この小さなズレが大きな影響を与える。

昨年、一昨年とセリーグでは2番打者が注目された。
スワローズ、カープというリーグ制覇のチームに、タイトルホルダーになった2番打者がいたからだ。
ただスワローズ川端、カープ菊池は、同じ打順を打ちながら役割を共有していない。
川端はあくまでも打っていく選手であり、菊池は打つ、送る、繋ぐすべての役割を演じた2番である。
これは菊池の能力の高さもあるが、緒方監督に遠慮がなかったことも影響している。
昨年こそ最多安打を打った菊池だが、それまでは高打率を残している選手ではなかった。
時折一発も出る、意外性の打者であり、安定感は昨年を除き川端のようなものはなかった。
しかしそれが功を奏した。
昨年の最多安打のタイトルを獲得した菊池だが、最多犠打の選手でもある。
そのバント機会は、初回に限らず、満遍なく中盤、終盤にもみられるものだった。

一方川端はどうか?
一昨年は首位打者に最多安打を獲得したが、攻撃型2番と称されたように、バントはほぼない打者。
それが山田、畠山といった3,4番を機能させることに繋がったのことが、優勝への大きな貢献となったが、菊池と選手の成り立ちも違えば、最初から2番に固定されていたわけでもなかった。
開幕こそ2番ではあったが、その後3番へ入ることも多く、完全に固定されたのはオールスター明けである。
また開幕当初の1番は、山田であったことも、その違いの中にあっただろう。
「2番という意識はない」
と川端は当時言っていたが、その通りの気持ちで打席へ入っていたのだと思われる。
実際、繋ぐというより、打つ意識の方が目立つ打席が多かった。
さらに追い風となったのは、チームの勢いだ。
優勝を目指す中での集中力が、邪念をなくした。
これが結果的に、真中監督が望んだ2番像と重なった。

しかし人間というのは欲深い。
悪いというのではない。
それが一流の条件といってもいい。
川端は言うまでもなく、一流選手の部類へ入る。
当然考えは「より良い2番打者」に目が向く。
昨年川端は開幕から2番を任されていたが、その受け取り方が違ったのだろう。
一昨年の開幕3番はミレッジ。
いい選手だったが、トリプルスリーを達成し、完全に主力として一本立ちした山田とは比べようもない。
身近で見ていただけに、よりその凄さを感じていただろう。
一昨年のように前にいた山田が、途中から自分の後ろに入ったわけではなく、成績を残して完全なる中軸打者として、後ろに入ったことで、川端の意識は「本来の2番打者」というものに向いてしまったように思える。
一昨年ファーストストライクを打ちに行き、.358、15二塁打、6本塁打した川端だが、昨年は.336、5二塁打、0本。
二塁打がすべていい当たりとは限らないが、それでも長打が減っているのは確実だ。
山田だけでなく、一昨年自分の後ろにいた畠山より、本塁打への期待が出来るバレンティンの存在も、”出塁“への意識
「打撃が小さくなっていた」という川端の言葉通り、繋ぐ意識がこういう結果を生んだのだと思われる。
タイプは違うが、川端は若いころからOBの宮本氏と松山で自主トレを行っていた。
宮本氏は典型的な2番打者で、1シーズンの犠打記録を持っている選手だったが、その上で2000本安打をしている。
川端が入団した2006年以降、宮本氏は引退する2014年までの間に3度3割到達。
宮本氏が犠打記録を作った2001年の打率は.270だが、過去というのは自分が目の前で見た印象によって塗り替えられるものだ。
「バントの技術は高く、打てる選手」というの川端が宮本氏に持つものだっただろう。
これが川端の”野球観“にプラスされていたのかもしれない。
真中監督は、2015年そのままの川端を期待し、その姿を見たことで考えは伝わっていると思っていた。
しかし川端は、2015年以上の2番打者になろうとした。
2番川端は、スワローズ打線が強力であることの象徴のような存在だっただけに、そのズレはチーム成績、個人成績どちらにも響いてしまった。
考えを共有するのは、難しいものだ。

「今年は長打を意識する」
と川端は昨年の反省をもとに、そう宣言した。
野球観というイメージの世界を変えられるのは、失敗を冷静に振り返る時間だけだ。
失敗することで、“野球観”に思考が加わり、“野球考”に変わる。

成功と失敗、両方を経験した川端。
チームのために動いた結果が、悪い方へ転がっただけで、本当の中心選手としてぶつかった壁のようなものだ。
それを味わった今季の川端は、考えの加わった”野球観“によって、チーム主体の思いをより掘り下げていくだろう。
その姿勢で臨めば、たとえ成績が悪くなったとしても、それは変化であり同じ失敗ではない。
そうなれば、チームは監督が苦悩しなくても自然と変わる。
言葉ではなく、プレーや姿勢でアピールする選手の方が影響力はある。
他の選手の“野球観”を変えることに繋がっていく。
そんな見本となるリーダーがいるチームは、大きな落ち込みを見せない。
スワローズであれば、その存在となれるのは川端が筆頭であり、年齢的にも若いだけにチームを作る意味でも大いにプラスとなる。

誰から見てもチームリーダー、そうなってこそ本当の中心選手であり、川端にとって今季がその試金石であり、求められるものだ。
そしてそれが現実になれば、川端の”野球観“はさらに変化し、チーム強化に繋がるだけでなく、より選手として高見へ登っていくこととなるだろう。

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