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スワローズ観察日記Rフリーコラム「警戒させるための無駄を省けば勝ちは遠のく」

プロ野球というのは、文字通り日本野球の頂点にあるものだ。
当然のように技量の高い選手たちが集まり、凌ぎを削りレギュラーを獲った者たちがグラウンドに立つ。
その選手たちを、どう組み合わせ、起用するかは監督以下首脳陣のシーズンでの腕の見せ所だ。
もちろんチームによって、力量の違いがあり、それが143試合という長い戦いの中で差はつく。
ただその力量の差通りに決まらないのも、プロ野球の楽しみのひとつ。
そこには故障や、思わぬ主力の不調などがある。
しかしそれだけではない。
スワローズの野村元監督は、“弱者の野球”という言葉を好んで使った。
たとえ戦力に差があったとしても、相手の油断や隙につけ込む、揺さぶりをかける。
野球は技量を争うスポーツであると同時に、チーム単位で戦うことから心理戦の部分も持つ。
簡単に言えば、考えなくてもいいところで相手に考えさせ、警戒しなくてもいいものに神経を使わせる。
その積み重ねが意外に長いシーズンを戦うと、順位の変動に結びつくのだ。

5/4ベイスターズ対スワローズの1戦。
主砲筒香を欠いた試合だったが、復帰初戦となった梶谷の活躍でベイスターズが3-2で勝利した。
しかし一つの勝利のベイスターズの順位が上がるわけではない。
昨日でその状況を脱したが、5/3の時点では最下位に沈むと同時にリーグの借金をすべて背負っていた。
たしかに選手層は薄く、主力の故障、新外国人の不振はあったが、ルーキー今永の活躍など不安視されていた投手陣は踏ん張りを見せている。
だが勝てない、その理由が見えたような場面があった。

1-0で迎えた5回、ベイスターズは1アウト2,3塁のチャンスを迎えていた。
打席には投手石田、走者は3塁に白崎、2塁に石川がいる。
スワローズのマウンドは新垣、内野手は前進守備バックホーム態勢。
その守備陣形を取る以上、スワローズのサード川端はベースから離れ三遊間によることとなる。
がら空きのサードベース。
しかし白崎のリードは、二歩程度であり、アンツーカーからは出ていなかった。

打席が石田ということもあり、「ゴロゴー」もしくは「ギャンブルスタート」のサインはなかったのだろう。
ただ打者が左とはいえ、スワローズバッテリーは投手だけにスクイズを警戒しなければならなかった。
またマウンドの新垣は、好ましいものではないが、暴投の記録保持者でもある。
石田は投手だが、1打席目にセカンドへ痛烈なライナーを放っているだけに、新垣も簡単に三振、もしくは凡打を取れるとは考えていないはずで、その投球が乱れる可能性は十分にあった。
それでも白崎は、そのリードを変えず、新垣が投球を開始し、その球が指先を離れてもほぼ動く素振りを見せなかった。
もちろん逆にスクイズをやりやすくするために、リードを小さくする場合はある。
警戒を逆に解くためのこれも策。
ただスワローズが内野前進守備を取っているだけに、リードオフも取らないのではもしスクイズをしても、よほどいい場所へ転がさなければアウトになる可能性は高い。
つまりこのリードの小さな幅は、相手にとって全く意味のないものとなるのだ。

スクイズの警戒もなければ、プレッシャーを掛けることもない。
新垣は打席の投手石田との一対一の勝負をすればいいだけになる。
1打席のいい当たりも、ランナー無しからだっただけであり、これでは石田に勝ち目は薄くなる。

もし白崎のリードがもう少し大きければ、川端は3塁ランナーをケアするためベースに近づいたかもしれない。
もしフェイクでスタートを切れば、バッテリーの頭の中にスクイズがよぎり、可能性は低くてもボール球を要求使わなければならなくなったかもしれない。
新垣は右投手で、3塁ランナーが視界に入るのだから、白崎が動けば指先が狂うことがあったかもしれない。
それがワイルドピッチとなる可能性が低くてもあった。

勝負において”if”は厳禁だ。
しかし上に挙げた“if”は、希望ではなく警戒度を上げる作用があり、相手に選択を増やさせ、力量をマイナスにさせるものだ。

結果この攻撃は石田が三振に終わり、1番の関根もファーストゴロと何事も起こらなかった。
ただそれは結果でしかない。
その状況でやれることをやる、最善を尽くす。
誤審とも話題になった大引の走塁は、内野ゴロでも全力疾走という基本通りのプレーから生まれた。
確かにアウトになり、昨日の試合では無意味なものになったかもしれないが、同じような状況が生まれたとき、相手に焦りを生ませることがあるかもしれない。
そこでミスが出れば、このアウトは生きたことになる。
勝負事は、いかに無駄なことをさせるか、考えさせるかが白黒をつける。
その積み重ねが、リーグ戦を勝ち抜くことに繋がる。
それをさせるためのプレーは一見無駄に思えても、そうではない。
そこを怠れば、負けが込むのは必然なのだ。

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