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想い出の選手たち~増渕竜義~

“自分のためより誰かのために”
どこにでも、そういう人はいる。
そしてたいてい、そんな人は損をする場合が多い。
日本有数のリリーフ投手を受けた捕手は彼らの特徴を「優しさ」といった。
勝負の世界で“優しさ”が武器になることは意外だ。
一般に言われているものとは中身が違うのだろう。
先発が試合を作ることを目指すのであれば、リリーフはチームの想いを背負うものだ。
その役割の違いに関係があるのかもしれない。
プロ野球の投手で言えば、調整期間の与えられる先発に較べ、毎試合ブルペンで肩を作り、登板過多となるリリーフは損な役回りだ。
ただそこで輝きを見せることは、損と引き換えにするだけの魅力があるのだろう。
“自分のためより誰かのために”
彼にはそれが自分の想いを重ねられる最高のポジションだったのかもしれない。

母のため、弟のため、そういう思いを持ち、マウンドに立った投手がいた。
そんな「優しさ」をもっていただけに、リリーフは自分の個性を発揮できるポジションだったのかもしれない。
2010年、その剛球で、リリーフというポジションでチームを救っていった。
ただ人には運がある。
類まれなる才能は、チーム事情もあって、その投手の適正ではなく、投手の花形である先発の道へ向かわせた。
もともと器用な部分があったのだろう。
独特のシュート回転をする力のあるストレートと落ちる球、それだけで打者を牛耳っていたその投手は、先発に転向するため多くの球種を覚え、それにあったフォームを身につけた。
11年優勝争いに加わったチームのその年の初白星は彼の先発試合だった。
そして主力投手として、彼は一年を先発として投げ切った。
力を存分に発揮したようには見えなかったが、なぜか連敗を止める、相手エースとの投げ合いに勝つ。
“自分のためより誰かのために”
先発に向いているとは言えなくても、チームの危機にマウンドで勝利を奪う姿は彼らしかった。
しかしチームは優勝を逃した
それだけでなく先発転向と引き換えに、威力のあるストレートはだんだんと消えていった。
この2年が彼のプロ野球人生にとって、頂点といえるものとなった。

今年のシーズンが終わり、彼は入団時と違うユニフォームを脱いだ。
“誰かのために”投げた投手は、「自信がなくなった」と自分の意思でグラウンドを去ることを選んだ。
奇しくも同じ年、元の自分が袖を通したチームのユニフォームを着た選手たちが、神宮で喜びを爆発させた。
仲間の歓喜を彼はどう思っただろうと考える必要はないのだろう。
きっと自分のことのように嬉しかったはずなのだから。

彼が輝いていた時のストレートは戻らなかった。
ただそのストレートの軌道は記憶に残る。
“自信”は自分のためのもの、“記憶”は他人と共有できるもの。
流星のように短い光だったかもしれないが、“誰かのために”投げた投手のことを忘れずにいたい。
彼はそういう想いを大切にしてくれる人だと思うから。
きっと忘れない“打者のプライドを挫く”スリークォーターからぶん投げるようなストレートとピンチを抑え、優しさとは裏腹に拳を握りしめ雄叫びを上げながらベンチへ還るその姿を。


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