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10年高田監督辞任、14年小川監督続投・・・厳しかったシーズンは過去にもあった

スワローズは7月勝ち星なし、2度目の10連敗。
15年に優勝したものの、それ以外の年に目を移せば、苦しいシーズンがいくつかあった。
そのうちの10年、高田監督辞任、14年小川監督2年連続最下位。
今季同様に厳しいシーズン、その時リアルタイムでどう見たか?
当時のコラムで振り返る。

高田監督退団へ

「時すでに遅し」小川監督は泥にまみれたユニフォームを今季最後まで着る覚悟か

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~フリーコラム~山田の不振を生んだのは周囲の「期待」から生まれたものか?

 山田哲人が苦しんでいる。
 これまでのNPBの歴史の中で、わずか8人しか達成していないトリプルスリーを2015年に達成。チームを14年ぶりのリーグ優勝に導き、MVPを獲得。しかしそれだけにとどまらず、翌2016年には前人未到の2年連続トリプルスリーという快挙を成し遂げた。
 伝説の始まり。
常に予想を上回る結果を残した山田は、これからも良い意味で期待を裏切り続け、どこまで上り続けていくのかと想像するだけで楽しみになる存在になった。
  しかし今季、その成績は上がらない。 トリプルスリーどころか、そのうち一つでも達成するのが、難しい状況。
 落ち込む成績を鼓舞するつもりだったのかもしれない、「交流戦へ入ればすごいのが来る」と言っていたが、リーグ戦以上の落ち込みが待っていた。
 現在の成績は、打率.213、8本塁打、29打点、9盗塁。昨年までの山田哲人を思い出せないほどの落ち込みようだ。
 
 私は以前、山田は「嘘をつく」と書いたことがある。
 ヒーローインタビューに立てば、打てた場面を喜び、チームの勝利への貢献に安堵し、そしてファンへの感謝を述べ、最後は次の試合に向けての抱負を語る。そこには奇をてらった言葉や受けを狙ったものはない。無難なコメントに終始する。
 またメディアに載る話も、目新しいものはない。打ったのは反応、狙い球ではなかったが、上手く打てた、といったような中身を感じないものが多い。
 スコアラーのところへ行くことも少ないと言われ、試合前に対戦相手の映像を見ることはない。「打席での感じ方の方が大事」と言い切る。そんな言葉の数々が、感性で打つ打者というイメージを与えているのだろう。
 しかし感性だけで打席へ立っている打者が、2年連続トリプルスリーを達成できるだろうか?私はそう思わない。
 山田は非常にクレーバーな選手であり、メディアに対し語る言葉は感性で打っていることを強く印象付けるもの、スコアラーのところへ行かないのは、自分なりに相手投手への対峙の仕方があり、そこに迷いを生まないための自己防衛であると勝手に思っている。
 ただそんな山田が、弱音をこぼすようになってきた。それだけ追い詰められているという証なのかもしれない。

 私はプロ野球経験者ではないから技術的なことはわからない。ただ山田を見続けている中で、今季の打撃フォームには違和感を覚えていた。
 それは右膝の使い方だ。
 山田は左脚を大きく上げ、タイミングを取る打者なのは、野球ファンであればだれもが知っていること。テレビ中継で語られている不調の原因に、この脚の上げるタイミングが遅く、差し込まれているというものが多く聞かれるが、私に違和感を伝えてきたのは、軸足の右、部位でいえば膝だ。

 長距離打者の打ち方の例えにはいろいろある
 プロ野球OBの評論家が打者の前の肩の壁の話をよくするが、それは体の開きの話。
 山田の場合軸の右足の方に壁があるかのように真っすぐに立ち、そこで溜められた力が着地する左脚、バットの乗り移って打球を飛ばしていく。まるで弓矢が放たれたような美しさがある。
 しかし今季の山田は、右膝頭が一塁ベンチ方向ではなく、捕手側に向いていく。

 一流打者と言われる選手の中にも足を上げる選手は数多くいる。
代表的な選手は古くは”一本足打法“の王貞治氏、”振り子打法“と言われたイチローが挙げられる。特にイチローは王貞治氏のようにまっすぐ脚を上げるのではなく、捕手側に振るため、一見今季の山田哲人と同様に、軸足の膝が捕手側に向きそうだがそうはなっていない。
 この二人は左打者、右打者であれば現役の選手で見ると、ジャイアンツの坂本が山田哲に近い形と言ってもいいだろう。
 しかしやはり、軸足の膝は投手方向へ向くことはあっても、捕手方向になることはない。
 他にも過去の超一流と言われた打者のフォームを見たが、三冠王落合博満氏、天才と評されたカープ前田智徳氏、メジャーで通 用したスラッガー松井秀喜氏は晩年にややその傾向が見られるだけで、安定した成績を残した選手に、今の山田と同様の形になる選手は少なかった。

 そんな検索をする中で、唯一軸足が捕手方向へ向く打者がいた。それはファイターズの大谷、もう一人は常にそうなっているわけではないが、山田の同僚である雄平がそうだ。
 ただこの二人には山田哲人との決定的な違いがある。
 それは左右の打席の違いだけでなく、打撃の型だ。
 大谷、雄平は左打者でありながら、逆方向へ長打を打てる特徴を持つ。軸足の膝を捕手側に向けることで、体の開きを抑え、素直にそのまま強く振ることから、そのような特徴が出るのだろう。
 しかし山田は、プルヒッター。逆方向へ行くのはたまたまで、本来のスタイルはレフト方向への強い打球だ。
 それが逆方向へ強く打つ打者と同じような始動をしているのだからうまく行かない。上半身は左へ、下半身は右と真逆な方向へ向いている。これだけ力が分散するのだから、力強い打球を求めるのは無理だ。
 今季山田哲人の本塁打が右方向に行く傾向が見られるのは、本人の意思とは逆に偶然不利遅れ気味になったことで、理想的なフォームが生まれ、いい打球を生んでいるのかもしれない。
 打撃フォームの技術に関しては、素人がどうこう言えるものではないが、日常の生活においても、下半身の小さな動きが上半身へ伝わることで大きな変化になることは経験したことがあるはずだ。
 今の山田は、自分の思い通りに体が動かない形、一言でいえば不自然だということになる。

 技術論はこの辺りにして、ではなぜ山田哲人の打撃がこのような狂いを生じたのだろうか?
各評論家が語るように、昨年受けた死球の影響、WBC出場に出場したことで、調整の狂い、対応しようとしたことが、この形を生み出したこともあるだろう。一昨年捻挫した右足首に緩みがあり、それが安定感を失くさせ、膝の動きに繋がっているのかもしれない。
 しかし私にはもう一つの理由が浮かんでいる。それは、前人未到の2年連続トリプルスリーを達成した山田哲人だからこそのもの、40×40への意識だ。

 指導にずっと当たっていた杉村コーチは、「本当の意味では中距離打者」と山田哲人を評している。その言葉通り、トリプルスリーを達成した当時、最も厳しかったのは、本塁打をクリアすることだと山田哲人は語っている。

 昨年38本塁打を記録した山田。
 死球による欠場、コンディション不良があったことを考えれば、あと2本はそれほど難しいものではないように思える。昨年の出場試合数は133。もし順調に出場していればあと10試合チャンスはあり、打つ可能性はあったが、仮定の話でしかない。
 昨年までの山田であれば、ヒットが5試合でないことは考えにくいが、本塁打となれば別の話で、二週間ぐらい遠ざかることは何度かあった。
 投手なら二桁、野手なら3割、30本といった区切りの数字には壁があるという。山田とて例外ではないだろう。
 まして山田は、「本塁打をクリアするのが最も難しい」と言っているのだから、届かなくても不思議はなかったのだ。

 ただ40×40をクリアするには、この難しいまだ届いたことのない40本塁打を打たなければならない。
 またもう一つの40盗塁をクリアするためにも、この記録を狙うには先に到達しておきたい本数なのだ。
 山田は2年連続盗塁王も獲っている選手だが、15年が34、16年30とどちらも40には届いていない。3塁への盗塁がないことから、数字が伸びていかないというものもあるのだろうが、「状況を見て必要のないところでは走らない」と真中監督が言うように、セーブしていることがあるのだと思われる。
 言葉にはしないが、40盗塁というものに関しては自信があると推察する。
 この40×40という記録、長打と盗塁という相反するものを両方伸ばしていかなければならないところに難しさがある。
 40本塁打を打つような選手は、当然長打が多くなる。
 3塁盗塁のない、山田の盗塁企画をする条件は、1塁走者になり、2塁ベースが空いているというものだ。そうなると本塁打どころか、14年、15年連続リーグトップの2ベースさえ、記録達成には邪魔なヒットとなる。
 だからこそ40本塁打へ先に到達している必要がある。
 それだけ本塁打を打てば、四死球は増える。
 ストライクが来ても本塁打に出来るコースへはなかなか投げては来ない。
 そうなったときに、ミートしてヒットを稼げば、1塁走者となる確率は高まる。
 山田は本塁打に関しては難しいというが、3割に対してはマイナスの言葉を口にしていない。ヒットを打つにはコツがある、と言われるが、おそらく山田の中でそのことが確立されているのだろう。つまり少なくとも昨年まではヒット、出塁においてはある程度計算が立っているということになる。

 その40本塁打を目指すためのフォームが、今季のものだと私は思っている。
 狙いを定めてその形になったのか、無意識に「飛ばしたい」という気持ちがフォームに出たのかはわからない。
昨年までの山田は、フリー打撃でスタンドインをあまりしない珍しい本塁打王と言われたが、今季は練習での打球が飛んでいるという。
 打撃投手の緩い球であれば、多少タイミングがずれても、勢いから生まれたスイングで遠くへ運ぶことが出来るのだろう。
しかし生きた球は違う。
 体をひねれば勢いがつく。勢いが付けば、自然とスタンスは広くなる。
 脚を上げて着地しても、スタンスが狭かった山田だが、それが広くなれば当然視線は変わる。
 山田と言えばインコースの強さが有名だが、もう一つの特徴はハイボールヒッターであるということ。自分自身スイング軌道は変えているつもりはなくても、視線がずれればボールの見え方、バットの通る道は違ってくる。それが高目の球の打ちミスとなり、ファール、凡打に繋がっているように思える。
 今季右への本塁打を打った試合、例えば4-8から最終回に追いついた火付け役となった一発は、「ランナーが3塁にいたので還すための打撃」をしたことから生まれたという。
 その時のフォームは右膝が捕手方向へ行ってない。ただ追い詰められた心境で行ったことは、これまで蓄積されたものが瞬間的に出たもので、意識していない分、体に染み付いていかない。
「良くてもすぐに忘れてしまう」
 山田の言葉がそれを表している。
 このコメントを素直に受け入れるなら、40×40への意識は、周りから植え付けられたもので、そこを目指したフォーム改造ではなかったのかもしれない。

 超一流の選手ほど繊細であるという。
 山田も例に漏れず、そうであると思われる。
 そんな選手だけに、チームが、ファンが、自分に何を求めているかは十分にわかっているだろう。それも2年連続トリプルスリーを達成した山田にかかる期待は、普通のものではなかったはずだ。
 それはファンだけのものではない。
 プロ野球界全体から山田に覆いかぶさるものだった。
 その期待の重さに、超一流の中へ入った山田は気づいた。
 ガムシャラにやってきた間は見えなかったものが、目に入り、耳に届くようになった。
 そんな状態で、結果が出なければ、普通の精神状態でなくなり、求められているものしか見えなくなっている当然のこと。それがフォームのズレを元に戻せない要因なのだろう。
 杉村コーチの「精神的なもの」というのは、あながち間違ってはいないように思える。

 良かった時の山田は、無難な発言をすることで自分の打撃内容をぼかしてきた。
 それはある意味プロとして、自分を守る手段だともいえる。
 しかしやはりプロ野球選手は成績なのだ。成績が落ちれば、弱音も出てくる。自分を守ることすら出来ないほど追い込まれ、嘘をつけなくなった。
 
 今季はこのまま低迷する可能性は高い。
 それを見て短気な人たちは、「山田は終わった」というかもしれない。だがきっと山田は裏切ってくれるはずだ。
 これまで何度も良い意味で期待を裏切ってくれたのが山田。
 逆境を乗り越え、今度は「終わった」という期待を裏切ってくれるはずだ。

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~フリーコラム~走る!守る!声を出す!のトリプルリングが見せるチームへの献身

逃げ切るために、最終回守りにつく。
得点を是が非でも欲しい場面、塁上に送られる。
どんなチームでもレギュラーが大切なのは当然だが、長いペナントレース、それだけでは戦えない。
バイプレーヤー。
決まったポジションはない、打席に立つ機会は少ないが、塁上に立つことは多い。
スワローズにもそんな選手がいる。
ユーティリティーに守れる守備力、打球判断も含めた走塁技術を持ち、なおかつベンチを助ける “士気を上げる声”が出る、三拍子揃った選手。
トリプルスリーの山田哲人ほど華やかな貢献ではないが、チームへの献身を見せているのが背番号60三輪正義だ。

内野手として入団した三輪だが、本職を守ることは少ない。
主に外野、それも守備固めとして守りにつく。
ここまで233試合、イニングは少ないものの、三輪の外野手としての失策は1。
決して名手というわけではない。
とくには不格好な姿で、フライを捕る姿も見られる。
ただミスはしない。
そんな三輪を多用したのは、「ああいう選手をプロというのだ」といった小川前監督だった。

代行から昇格した小川監督の1年目の11年、三輪の出場試合は前年の10試合から54試合と増加。
しかし打席数は、前年と同じ16であったことから、その起用法は代走、守備固めに偏っていたのがわかる。
その翌年、三輪には守備固め、代走に加え、”ピンチバンター“という役割がプラスされた。
出場試合は65試合と増え、打席は39と増え、犠打は8を記録。
相手チームが完全にバントシフトの中、完璧に決めて見せる場面が数多く見られた。

小川前監督が、「プロ」と称したのは、三輪の準備をする姿勢なのだろう。
試合中ベンチが映る、スワローズが守備に着いている場面、三輪の位置はコーチ陣が固まるホームベース寄りの前列。
ここから守備コーチは、シフトの指示をする。
ピンチのときはもちろん、データに表される打球傾向による守備位置の指示もここから出る。
それが聞こえる場所、見やすい場所に三輪の姿は必ずある。
これは守備固めで出場する際の準備なのだろう。
若手の多いスワローズの中で、イニング間の野手とのキャッチボールの役割を譲らないのも、三輪なりの考えが見えてくる。

代わってスワローズが攻撃に移ると、三輪は一塁ベースに最も近い場所へ移動する。
投手の牽制、癖が最も見える場所。
ここで三輪は立ったまま試合の戦況を見守る。
またこの辺りに固まるのは、バレンティン、畠山、現役時代は宮本もいた。
皆、読みで打つ打者であり、打席が終わった後、投手の傾向を話し合うこともあるだろう。
滅多に打席へ立つことはない三輪だが、少ないチャンスを逃さないための、それも準備に思えてくる。

「代打は難しい」。
評論家は口を揃えて言う。
スタメンで起用される選手と違い、打席に立つことから離れると、”打撃感“がなくなってしまうからだ。
三輪のような選手ならなおさらだろう。
代走、守備固めで起用されることが多いため、打席は当然少なくなる。
しかし昨年、三輪は10試合ぶりの打席でヒットを放っている。
こんなことは珍しくはない。
プロ通算60安打ながら、サヨナラヒットが2本。
偶然ヒットを打つ選手の確率とは思えない。
これもまた準備から来るものなのだろう。

そして終盤、接戦の場面での三輪の姿は、監督やコーチの背後にある。
バレンティンや畠山が出塁すれば、代走で起用されることを見越して、ベンチ裏で準備をしつつも、試合展開を見るために、小さい体を伸ばしながらグラウンドに視線を送っている。

小川前監督はそんな三輪の準備を感じつつ、同じ俊足の比屋根がベンチにいる場合、1塁走者の代走に起用することは少なかった。
三輪に求められているのは、ホームへ還ってくる足。
2塁もしくは3塁への代走の場合、小川監督の選択は三輪だった。
1本のシングルヒットで、2塁から確実に還ってくる。
1本の内野ゴロで、好スタートを切り3塁から得点を奪う。
小川前監督は、三輪の日頃の準備から来る、打球判断を信じていたのだろう。
俊足でありながら、盗塁が6なのは、スタートが下手なのではなく、求められているものが違ったからだ。
盗塁というのは、代走にとって華のあるプレー。
それを捨てても、チームへの献身を見せる、ここにも三輪を“プロ”と評する小川前監督の思いが込められているのだろう。
通算安打が60本でありながら、得点はそれを上回る71というのは、あまり紹介されないが、足で生きている三輪の勲章ともいえる数字だ。

しかし三輪のような選手が機能するには、チームがある程度の成績を収めているときに限る。
接戦にならなければ、代走は単にレギュラーを休ませるだけの役割に過ぎず、試合終盤の守りも同様だ。
13年まで順調に出場試合数を増やしてきた三輪だが、14年チームが最下位に沈むと出場試合数は32、10年以来に50試合を割り多くの日々をファームで送った。
若手育成の年と小川前監督が割り切ったこともあるが、投手陣が崩壊状態にあり、三輪の生かしどころがなかったということもあったのだろう。

それを証明するように、15年スワローズがリーグ制覇を果たすと、三輪の出場試合数は自己最多の87。
チームが上位争いすれば、それだけ際どい試合が多くなる。
指揮官が真中監督になっても変わらず、三輪は存在感を示した。
102打席86打数20安打13得点打点7.233犠打6。
ヒット、打点はキャリアハイ。
オンドルセクの激昂という、5位に沈んだチームにとってありがたくない出来事が目立った試合、ムードからすると敗色濃厚だったところをサヨナラ打で明るく締めたのは三輪だった。
ムードメーカーがヒットという結果で、チームを鼓舞した瞬間だった。

しかしチーム状態が悪くなれば、やはり三輪を生かすことは出来ない。
14年と同様投壊現象に陥った昨年スワローズは5位に沈み、三輪の出場も51試合と減ってしまった。
三輪のチームへの献身が評価されるには、チームが勝たなければならないのだ。

3/31、プロ野球は開幕する。
キャンプがファーム調整なのは、毎年のこと。
しかしオープン戦も終盤になると、三輪の姿は一軍のグラウンドにあった。
スワローズの評価は、例年通り良くはないが、久しぶりに先発6本、抑えに日本代表の秋吉、打線は川端こそ欠いたスタートになりそうだが、山田、バレンティンを中心とした破壊力は健在、言われているほど悪いようには思えない。
そんな順調なチーム状態であれば、開幕一軍にユーティリティ三輪の名前があるはず。
準備に裏付けられた走塁と、泥臭く不格好かもしれないが根拠のある守り、予想もしない場面での大仕事をこなす打撃。
シーズンが進んでいく中で、チームが勝利を重ねていけば、三輪の出場試合は比例し増えていく。
グラウンドで「五月蝿い」とまで言われる三輪の声が響いていれば、チームは好調ということ。
試合の厳しい場面ほど、このトリプルリングは輝きを見せる。

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~フリーコラム~「ただ勝利のために」次は燕の主砲としてバレンティンは立つ

7試合で打率.615、4本塁打、12打点。
これがバレンティンのWBCで残した数字だ。
準決勝で敗れたが、もし決勝までオランダ代表が残っていたら、どこまで数字を伸ばしていたかわからない。
またもともと、喜怒哀楽の表現が激しく、スワローズでも逆転、勝ち越しの場面で、誰よりも先にベンチを出て腕を高く上げるバレンティン
自分がかかわっていなくても、勝利に喜ぶ姿は、それだけチームに溶け込んでいる証拠なのだろう。
今回はそれ以上に、喜びを表し、ときにはエキサイトする場面が見られ、異常なほどの集中力を感じさせたが、それは母国の代表というだけでなく、メジャーリーガーを押しのけて、4番に座った”日本を代表する選手”としてのプライドも含まれていたように見えた。
ただその反動は当然来る。
全力プレーに研ぎ澄まされた集中力、すべての試合を終えたことで、今になり疲れが出ているかもしれない。
しかしバレンティンにそれほど休息の期間はない。
31日にペナントレースは開幕。
今度はスワローズの主砲としての仕事が待っている。

前回のWBCの年は、足を痛め開幕に出遅れるものの、130試合で60本塁打という日本記録を樹立。
今回は、それ以上の成績を残しての再来日となるだけに、期待が大きくなるのは当然だ。
しかしそれとは逆に、”燃え尽き症候群”になってしまうかもしれないという心配をする声も上がっている。

大会の規模は違うが、同じ短期決戦に日本シリーズがある。
終わったときに異常な疲れが残ると、出場選手、並びに首脳陣は口をそろえる。
プレーだけではなく、一つのミスが命取りになる短期決戦では、体だけでなく心も疲弊するのだという。
バレンティンは、母国の代表として、緊張感の中で戦ってきた。
試合数は7と少ないが、まだ完全なコンディションでない中、あれだけ高い数字を残したのは、張り詰めた心が生みだしたともいえる。
“燃え尽き症候群”そうなっても不思議はない。
しかしたとえ、そんな姿が、開幕直後に見られたとしても、これからペナントレースを戦う相手チームにとって、バレンティンは脅威の存在となることは変わらない。
もちろん本塁打の記録保持者、これまでも恐怖感はあったはずだ。
ただ昨年は、脚の故障が癒えたとはいえ、まだ気にするそぶりを見せ、31本塁打は放ったが、脆さも見せていた。
データを洗えば、攻めどころはあったはずだが、今回のWBCのバレンティンを見れば、それが今季は通じるのか、そんな声が裏方のスコアラー、選手、首脳陣から聞こえてきそうだ。

プロ野球は毎年多少の選手の入れ替えはあるが、まったく知らない同士が当たるわけではない。
それだけに、勝負を左右する中で、イメージというものは大きく作用する。
敵にイメージや恐怖感を持たせるのは、それだけで勝負事は有利に運ぶ、。
今回バレンティンは、そのモチベーションの高さと同時に技術とそれを裏付ける数字を残した。
本塁打だけではない。
状況により、本人が “ミヤモトバッティング”と名付けたコンパクトな打撃も見せていた。
また昨年までは四球で歩かせればということもあったが、今季は足に不安がないのが走塁を見てもわかる。
攻めどころかない選手になっているのだ。

来日してすぐにOP戦へ参加することは、体調面も含めておそらくないだろう。
あれだけの試合をやった後だ、ぶっつけで開幕に出場してもいいぐらいだ。
そんな形でシーズンへ入るバレンティンが、本当に不安視される“燃え尽き症候群”になることはあり得ない話ではない。
しかしペナントレースは長いのだ。
一年中、そんな燃えない心で戦っていくとは思えず、いつ爆発するかわからない状態で相手は戦わなければならない。
それも60本を打った年と同じ、いやそれ以上のコンディションで打席へ立つのである。
自信をもってマウンドに立ち、バレンティンと真っ向勝負を挑めると言い切れる投手がどれだけいるだろうか。
もうその時点で、勝負はバレンティンが有利な状態になる。

バレンティンという選手は、メディアに載る場合、「気分屋」「集中していなければ脆い」と言われることが多い選手だ。
個人プレーに走り、チームの勝利に関係なく一発狙いをするという声も聞かれる。
しかしプレーを追いかけていると、決してそんな選手でないことがわかる。
ランナーがいて難しいと思えば、進塁打を打とうとする。
盗塁を仕掛けることは少ないが、リードオフでバッテリーを揺さぶっている姿も良く見られる。
接戦であれば、四球でも一塁へ喜んで歩く姿を見せたこともある。
本来、今回のWBCで見せたように、「勝つ」ことへの執念を強く持っている選手だ。
だからこそ、バレンティンがWBCで見せたような姿ではなく、メディアで報道されるように散漫なプレーをするようなら、それは他の理由。
スワローズが最初からペナントレースを脱落する、そんな状況になったときだろう。
バレンティンのプレーする姿勢は、チームの雰囲気をそのまま表すものなのだ。

60本を打ったシーズンは本塁打記録だけではなく、あわや三冠王というタイトルもかかった年だった。
ただもう記録へのこだわりは小さいはずだ。
もちろん60に近づけば意識はするだろうが、チーム状態が良ければ本塁打より勝利を優先する姿を見せてくれる、WBCでのプレーはそれを証明するものといってもいいだろう。
またバレンティンは、試合後「メジャー」という言葉を口にしている。
メジャー再挑戦が最後のチャンスとなるのは年齢的にも明らかだ。
今季で切れるスワローズとの契約も併せれば、シーズントータルで、バレンティンのモチベーションは上がることはあっても下がることはない。
体調面で、開幕直後から爆発はないかもしれないが、やがて日本代表で調子を上げていった山田との2枚看板でスワローズ打線を引っ張てくれるだろう。
国籍など関係ない。
日本を代表するスラッガーとしてのプライドを持って、バレンティンはグラウンドに立ち、猛打をふるい、時に愛嬌のあるニホンゴでファンに応えてくれるはずだ。
「アシタ、ガンバリマス」と。

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~フリーコラム~体調、調整不足だけに思えないWBCでの山田哲人の不振

小久保監督が、声を詰まらせながら「死闘」といった激しいゲームは、日本代表がオランダ代表を8-6で退けた。
こういう試合は、勝利がすべてであり、個人成績は関係ない。
ただそれでも、あまりに自分の成績が上がらなければ、心底から喜べないのもチームスポーツでありながら、個人競技の色合いも濃いという野球選手というものだろう。
スワローズから、2年連続トリプルスリーという冠をかぶって出場している、山田哲人が今まさにそのような状態だ。

もちろん調子が春先でまだ上がっていないこともある。
しかしそれ以上に、スワローズでの役割と日本代表の位置の違いに違和感があり、そこに原因があるように思える。

例えば一次リーグ活躍した、このチームの中心である筒香、そして今日3試合連続本塁打を記録した中田、この2人はそれぞれの所属チームでの打順とほぼ変わりがない役割を務め、もちろん守りにもついている。
代表選手という責任の重さはあるかもしれないが、その役割は心技体に染み付いたものだ。
一方山田はどうかといえば、まったく違う。
スワローズの中心となった山田は、昨年から完全なる中軸打者となり、打順のメインは3番、時に4番を打っている。
しかし一次リーグの打順は、最終戦に3番へ入ったが初戦、2戦目は1番打者。
それも守りにつかないDHであり、今日は7番。
まったく慣れないことをやっているのだ。

監督や打撃コーチからは、「普段通りにやってくれればいい」と言われているかもしれないが、そんな簡単なものではないのだろう。
まずリズムが違う。
初回に回るのは、3番も終わりだが、試合へ入るのが当然だが1番の方が早くなる。
またもう一つ、理由があるようにも感じる。
それは以前にも書いた野球観だ。

プロ野球選手は例外なく、少年の時からプレイをしている。
そこから身に着いた、それぞれの打順へのイメージ、例えば1番は出塁がメインで2番は小技と繋ぎ…といったような野球観を持つのは当然のこと。
慣れを失った選手にとって、その野球観がそれぞれの打順の意味を、より意識させることなるだろう。

山田は1番の経験を豊富に持つが、その位置に着いた頃は、打順の意味よりも自分の位置を確保することに必死だった時期。
チームのことを考える立ち位置ではなかった。
それが徐々にランクを上げ、クリーンアップへ入っていったわけだ。
そうなると、さすがにチームのことも意識しなければならなくなる。
チームの作りによっても違うが、1番とクリーンアップでは完全に役割は違う。
一次リーグで初戦、2戦目と1番へ入った山田だが、代表という責任の重さもあり、より深く打順の意味を考えたのではないだろうか。
ランナーがいれば、甘い球を積極的に打ってもいいクリーンアップと、大会のルールで球数制限まであるWBCでの1番では、選球もその役割となる。
それに加え、DHという守りにつかないで打席だけという特殊なポジションに着いたことで、すべてのリズムがくるってしまったように思える。

しかしだからと言って、山田にこの大会出場が悪い面ばかりになるかといえば、そうではないだろう。
セカンドでの神がかり的な守りを見せる菊池は、大きな刺激剤
年も近い、筒香や中田の責任を受け止める姿勢は、いい見本となっているはずだ。
またそれぞれの打順に入ることで、その難しさを感じることも、山田にとってはいい経験と言える。

山田というのはデビュー時から、「モッテいる」と言われることの多い選手。
この大会は数字が示す通り、不振であることは間違いない。
ただスワローズでは推しも押されもせぬスターとなり、プロ野球界の記録も塗り替え、目標を失いかけてもおかしくはない中、日本代表に選出され、WBCに出場していることは、この先の山田のさらなる進化に繋がるように感じる。
天狗になっているとは思わないが、成績上は頂点に立つような記録を残した今だからこそ、「まだまだだ」と感じることが、山田にとってはプラスとなる。
またポジションそれぞれの役割の意味を考えることも、山田にとっては必要なことだったと思われる。
そしてそれを得たことで、山田はこの大会を終え、チームへ戻り開幕を迎えたとき、WBCからのプレゼントを開き、スワローズの試合で披露してくれるはずだ。
なにしろ山田は「モッテいる選手」なのだから

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